「金庫を処分したいけど、適切な処分方法が分からない」
「金庫を簡単に処分する方法や必要な費用を知りたい」
遺品整理や買い替えの際に金庫の処分を検討している方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
作りも頑丈で、滅多に処分する機会も無い金庫は、通常 単にゴミとして捨てることは出来ず、適切な方法で処分する必要があります。
そこで今回は、金庫の処分方法について、具体的な方法や処分する際の注意点についてご紹介します。
金庫の書類について
まず初めに、金庫の種類についてご紹介します。
一般的に使用されている金庫には、大きく分けて以下の二つの種類が存在し、それぞれ金庫としての役割が異なります。
1, 防盗金庫
2, 耐火金庫
それぞれの金庫では、サイズや重量などの特徴が多少異なるので、処分する前の段階で事前に理解しておきましょう。
金庫の種類①:防盗金庫
一つ目は「防盗金庫」です。
主に盗難から貴重品を守ることを目的としています。
防盗金庫は、強固な鋼鉄製の壁や複雑な鍵システム、時にはアラームシステムなどを備えていることが特徴で、家庭用の防盗金庫でも中には数百キログラムのものも存在します。
また、防盗金庫は、破壊や強制的な開錠に対して高い耐性を持ち、一定時間、侵入を阻止する設計になってるため、自身で処分することは比較的難しいと言えるでしょう。
金庫の種類②:耐火金庫
二つ目は「耐火金庫」です。
主に火災から内容物を保護することを目的としています。
耐火金庫は、特定の時間にわたって内部の温度が一定以下に保たれるように設計されており、火災発生時にも文書やデジタルメディアなどの貴重品が破損するのを防ぐことが可能です。
一般的には、防盗金庫よりも軽い重量のものが多く、大人一人でも運び出すことができるものもありますが、中には防盗金庫同様に重く設計されているものもあります。
金庫の処分方法5選
次に、金庫の処分方法について、以下の5つの方法をご紹介します。
1, 遺品整理業者に依頼する
2, 不用品回収業者に依頼する
3, 購入した店舗に引き取ってもらう
4, 金庫回収の専門業者に依頼する
5, 個人で売却する
それぞれ、処分する際の費用についてもご紹介しているので、具体的な方法を理解し、家庭に合った最適な方法を選択すると良いでしょう。
金庫の処分方法①:遺品整理業者に依頼する
金庫の処分方法の一つ目は「遺品整理業者に依頼する」方法です。
遺品整理業者とは、故人が残した物品や資産を整理、処分、または適切に分配する作業を行う専門業者を指します。
遺品整理の一環として、故人が残した金庫以外の遺品を抱えている場合には、遺品整理業者に依頼することで金庫も適切な方法で処分してくれるでしょう。
また、遺品整理業者に金庫の回収/処分を依頼する際の費用は、1万円〜数万円程度と理解しておくと良いでしょう。
もしも遺品整理を検討している中で、自身で取り組むことを検討している場合は「【自分で挑戦】遺品整理の基本や手順を徹底解説!」にて具体的な方法や手順について解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
金庫の処分方法②:不用品回収業者に依頼する
二つ目は「不用品回収業者に依頼する」方法です。
不用品回収業者とは、家庭内で不要となったものを回収する専門業者です。
不要となったものを回収するという面では、遺品整理業者が提供するサービスと類似していますが、不用品回収業者の場合はあくまで不用品の回収のみを目的としています。
遺品整理の一環ではなく、単に不用品として金庫の回収を依頼したい際には、不用品回収業者に依頼すると良いでしょう。
また、不用品回収業者(遺品整理業者も同様)では、金庫の処分費用を重量に応じて定めていることも少なくなく、その場合は1キログラム当たり200円〜250円程度であることが通常です。
大まかな費用を理解しておきたい場合には、あらかじめ金庫の重量を確認しておくと良いでしょう。
金庫の処分方法③:購入した店舗に引き取ってもらう
三つ目は「購入した店舗に引き取ってもらう」方法です。
金庫などを専門店で購入した場合には、不要となった金庫を購入した店舗で引き取ってもらう方法も可能です。
商品として金庫を専門的に扱っているため、適切な処分方法を理解しており、数千円から数万円で買い取ってくれる場合もあります。
実際に依頼する際には、電話などで確認してみると良いでしょう。
金庫の処分方法④:金庫回収の専門業者に依頼する
四つ目は「金庫回収の専門業者に依頼する方法」です。
前述したように、金庫は処分品の中でも特殊であり、重量や構造も他の家具などと比較して頑丈な作りとなっています。
そのため、金庫のような重量が重いものや特殊な不用品を処分する専門業者も存在し、回収費用を重量に応じて定めている業者もあります。
金庫回収の専門業者は、家庭内の金庫だけでなく、業務用などの大型金庫などにも対応しているので、遺品整理業者や不用品回収業者が対応していない金庫などは、そちらに依頼すると良いでしょう。
金庫の処分方法⑤:個人で売却する
五つ目は「個人で売却する」方法です。
前述したように、金庫の中には重量が非常に重いものも多く、個人で運び出すことが難しいケースもあります。
しかし、自身で運ぶことができる軽い重量のものであれば、個人で処分/売却することも可能です。
個人で処分/売却する方法としては、リサイクルセンターや廃棄物処理施設に持ち込む方法もあれば、フリマアプリやメルカリなどに出品する方法もあります。
特定の店舗や施設に持ち込む際には、事前に連絡を入れておくと良いでしょう。
金庫の処分を依頼する際の注意点や確認ポイント
最後に、金庫を処分する際の注意点や確認ポイントについて、以下の4つをご紹介します。
1, 回収方法や処分方法
2, 業者や費用
3, サイズや重量
4, 自治体や地域のルール
それぞれの内容についてしっかりと確認を行い、正しい方法で金庫を処分しましょう。
処分時の確認ポイント①:サイズや重量
金庫を処分する際に確認すべきポイント/注意点の一つ目は「サイズや重量」についてです。
冒頭部分でもご説明した通り、金庫には大きく分けて2種類のものがあり、家庭や組織によっても重量やサイズが異なります。
どのようにして処分を行うのかを決めるためにも、処分する金庫のサイズや重量についてはあらかじめ正確に理解しておくことが重要です。
処分時の確認ポイント②:回収方法や処分方法
二つ目は「回収方法や処分方法」についてです。
前述したように、金庫を処分するにはいくつかの方法があり、目的や状況に沿った適切な手段の選択が重要です。
自身で処分する場合は問題ないですが、業者や店舗に処分を依頼する際には、日程や回収可能かどうかについて事前に確認しておくことが重要です。
処分時の確認ポイント③:業者や料金
三つ目は「業者や料金」についてです。
依頼する業者を決めたタイミングで、複数業者の比較を行うことが重要です。
日本、特に都心部には、数多くの遺品整理業者や不用品回収業者が混在しており、提示しているサービス内容や料金体系も様々です。
金庫の処分だけでなく、遺品整理や不用品回収などを依頼する際には、特に注意して複数業者を比較すると良いでしょう。
遺品整理にかかる費用については「【遺品整理の費用相場とは?】費用を抑える方法や業者の選び方を徹底解説!」にて詳しく解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
処分時の確認ポイント④:自治体や地域のルール
四つ目は「自治体や地域のルール」です。
金庫の処分を業者に依頼する際には特別問題はありませんが、自身で処分する際には、自治体や地域のルールを確認する必要があります。
軽量のものや簡易的な構造の金庫であれば、自治体によっては一般の粗大ゴミとして受け付けている地域もありますが、基本的には受け付けていない地域はほとんどです。
自分で粗大ゴミとして処分する際には、自治体や地域のルールを確認しておくと良いでしょう。
また、遺品整理の際に捨ててはいけないものについては「【遺品整理で捨ててはいけないもの7選】見分ける品や手順についても徹底解説!」にて詳しく解説しているので、遺品整理を検討している方はぜひこちらもご覧ください!
金庫を含めた不用品回収はぜひEco Tommyへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、遺品整理や買い替えの際に金庫の処分を検討している方に向けて、金庫の種類や処分方法、処分する際の確認ポイントなどについてご紹介しました。
前述したように、重量や構造の面からも特殊と言える金庫は、一般的に処分する物の中でも対処が難しく、適切な方法を理解しておく必要があります。
実際に処分する際には、ぜひ本記事の内容を参考にして取り組んでみてください。
また、弊社Eco Tommyは、一都三県を対象に年間7,000件以上の不用品回収/遺品整理サービスを提供している専門業者であり、金庫の処分/回収も行っています。
金庫の処分について分からないことを聞きたい、実際に処分を依頼したいという場合には、ぜひお気軽にお問い合わせください。
ご連絡お待ちしております!