「空き家の整理をしたいけれど、具体的な進め方が分からない」
「空き家整理について、かかる費用やメリットについて理解したい」
家族や身内の空き家の整理を検討している方の中には、このような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
空き家の整理は、不用品等の処分から清掃までやるべきことも多く、多くの時間と労力を必要とします。
しかし、空き家をそのままの状態で長期間放置しておくことは、清潔面や治安の面からも危険である言え、家族や身内の方々が可能な限り早い段階で整理を行う必要があります。
そこで今回は、空き家の整理を検討している方、もしくは空き家に関する疑問を抱えている方に向けて、整理の具体的な手順や費用、整理を行うメリットなどについてご紹介します。
また、Eco Tommyでは、一都三県エリアを対象に、年間7,000件以上の不用品回収 / 遺品整理を行っています。
空き家整理に関するお悩みや不用品処分に関するご相談、いつでも受け付けていますので、ぜひお気軽にお問い合わせください!
日本の空き家問題の現状
まずはじめに、「日本の空き家問題の現状」についてご紹介します。
現在の日本では、高齢化社会や人口の都市部への集中、相続に関する法律などが原因で、空き家の数が年々増加しており、平成30年時点では349万戸の空き家が確認されています。
このような背景の元、空き家の放置は日本でも大きな問題となっており、治安や景観の悪化、火災リスクの増加などが特に懸念されています。
また、空き家を放置することは、持ち主にとっても維持費用の増加や法的責任の発生などのリスクが伴うため、早い段階での対応が重要です。
本記事では、空き家整理の具体的な整理手順や注意点等もご紹介しているので、実施される際にはぜひ参考にしてみてください!
空き家整理の具体的な手順
次に、空き家整理の具体的な手順について、以下の5つのステップに沿ってご紹介します。
1, 人手の確保と必要な道具の準備
2, 害虫の駆除
3, 片付けと整理
4, 専門業者への依頼
5, 清掃
① 人手の確保と必要な道具の準備
まずはじめに、人手の確保と必要な道具の準備を行います。
空き家の規模にもよりますが、実際に整理から清掃までを行う場合、かなりの労力と時間が必要になります。
そのため、スムーズかつ手際良く作業を進めていくためには、家族や友人などの協力者を確保する必要があります。
また、空き家の清掃を行う場合は手袋や作業着、マスクなど、効率面や衛生面を考慮したアイテムを用意しておくことも重要です。
作業が大掛かりとなる場合や、身内のメンバーだけでは人手不足という場合には、専門の業者に依頼することも検討してみると良いでしょう。
② 害虫の駆除
実際に作業に取り掛かる前の段階で、害虫の駆除をしておく必要もあります。
長期間放置されている空き家やゴミ屋敷のようになっている状態の家には、多くの害虫が棲みついている可能性が高いと言えます。
作業の前日に煙式の殺虫剤等をまいておくことで、当日スムーズに作業に取り掛かることができるでしょう。
もしも想定以上に害虫がいると感じた場合や、害虫駆除の作業に抵抗がある場合には、プロの害虫駆除業者に依頼しても良いでしょう。
③ 片付けと整理
空き家整理の当日は、残しておくものと、処分するものとを分ける作業から始めます。
必要なものは最低限汚れを落とし、空き家から持って帰ることが出来るようにまとめておくと良いでしょう。
また、処分する物品の中でも、自身で捨てることができるものと、専門業者に回収を依頼する必要のある大型の不用品があります。
それぞれの処分品がどちらに該当するのかを判断し、回収してもらう不用品については印などを付けてすぐに分かるようにしておくことが重要です。
持ち帰るもの(保管しておくもの)、自身で捨てることができるもの、そして 不用品回収業者に回収を依頼するもの のいずれかに分ける作業が終わり次第、空き家整理で手を動かす主な作業は完了です。
④ 不用品回収業者への依頼
専門の業者に回収を依頼する不用品がまとまり次第、不用品回収業者に問い合わせます。
多くの不用品回収業者では、回収する不用品や作業量に応じて値段を設定しており、事前の見積もりサービスを無料で提供している業者もあります。
複数の業者に見積もりを依頼して値段を比較することで、最も安い業者に依頼することができるでしょう。
とは言え、相場よりも大幅に費用が安い場合や口コミ評価があまりにも低い業者などには、注意が必要です。
不用品回収業者の選び方については「【遺品整理業者の選び方7選】失敗しない!信頼できる業者の見分け方を徹底解説!」にて解説しているので、気になる方はぜひこちらもご覧ください!
また、一都三県エリアからの依頼であれば、Eco Tommyも不用品回収サービスを提供しているので、その場合はぜひお気軽にお問い合わせください!
⑤ 清掃
不用品やゴミの処分が完了したら、最後は清掃を行います。
空き家の清潔感や高い資産価値を維持しておくためにも、内部や空き家周辺の清掃は非常に重要です。
不用品回収業者によっては、不用品の回収サービスの他にも特殊清掃を含む掃除サービスやハウスクリーニングサービスを提供している業者も存在するので、必要に応じて依頼しても良いでしょう。
空き家整理にかかる費用
次に、空き家整理にかかる費用についてご紹介します。
空き家整理や遺品整理などの作業は、自身で行うか業者に依頼するかによって必要な費用が大きく変わってきます。
空き家の片付けを自身で行い、不用品の処分等も業者に依頼しない場合は、作業着や手袋などのアイテムを買い揃える際の費用のみが必要となるでしょう。
以下は、空き家整理、遺品整理、不用品回収を業者に依頼した際の相場についての情報をまとめたものです。
【空き家整理】
・1R や1K 程度の広さで、最低2万円程度〜
・3LDK 程度の広さで、最大20万円程度
【遺品整理】
・1R や1K 程度の広さで、最低 3万円程度〜
・4LDK 程度の広さで、最大50万円程度
【不用品回収】
・回収する不用品の量に応じて複数のプランを用意している業者が多い
・最も安いプランで数千円程度〜
・最も高いプランで最大10万円程度
(※ これらはあくまで弊社で算出した相場価格であり、実際の価格とは異なる場合がございます)
また、Eco Tommyでご提供している不用品回収プランは、以下のようになっています。
空き家の整理を行うメリット
最後に、空き家の整理を行うメリットについて、以下の4つをご紹介します。
1, 資産価値の維持 / 向上
2, 近隣トラブルの回避
3, 修繕費の削減
4, 活用手段が増える
① 資産価値の維持 / 向上
空き家の整理を行うメリットの1つ目は「資産価値の維持 / 向上」です。
空き家を含めた全ての不動産は、資産としての価値があり、売却や貸出などによって利益をもたらす要素となり得ます。
しかし、空き家として放置してしまうと、老朽化や腐敗が進み、不動産としての価値が著しく低下してしまう原因となってしまいます。
不動産としての資産価値を維持させる、あるいはリフォームなどを行い資産価値を向上させることで、一定の利益に繋げることも可能となるでしょう。
② 近隣トラブルの回避
2つ目は「近隣トラブルの回避」です。
放置された空き家は、近隣住民からの不満の原因となり得ます。
庭の草木が伸び放題となってしまったり、害虫や動物が住みつくような状態になってしまうと、景観や匂いの面からも、近隣住民とのトラブルに発展してしまう可能性があります。
周囲の住民や地域に迷惑をかけないという意味でも、空き家の整理や定期的なメンテナンスは、欠かさず行うことが大切です。
③ 修繕費の削減
3つ目は「修繕費の削減」です。
前述したように、空き家を長期的に放置することは建物の老朽化を促進させることに影響し、結果として将来的な修繕費の高騰に繋がってしまいます。
建物の老朽化が過度に進んでしまうと、不動産としての価値を失い、修繕や取り壊しが必要なお荷物になってしまいます。
将来的なコストを削減するためにも、可能な限り早い段階で空き家整理を行い、資産価値を保つことが重要です。
④ 活用手段が増える
4つ目は「空き家の活用手段が増える」という点です。
不動産としての価値がしっかりと維持されている空き家には、いくつかの活用手段が存在します。
当然、持ち家として住むことも可能ですし、場合によっては賃貸物件として誰かに貸し出すことも可能です。
また、早急に現金に変えたい場合には、専門の不動産業者を通して売却することも可能です。
このように、空き家としての活用手段が増えることは、早い段階で整理を行うことの大きなメリットの1つと言えるでしょう。
空き家の不用品の回収はEco Tommyへ
いかがでしたでしょうか。
今回は、空き家の整理を検討している方、あるいは現在空き家を放置してしまっている方を対象に、整理の具体的な手順や費用、整理するメリットなどについてご紹介しました。
前述したように、空き家整理は、規模によっては多くの労力や時間を要するものであり、必要に応じて専門業者にサポートを依頼することが必要となります。
空き家整理を検討している方は、まず自身が所有する空き家がどれくらの規模であり、どの程度の作業が必要なのかを大まかに把握してみることをオススメします。
また、Eco Tommyでは、空き家をはじめとした様々な家庭の遺品整理、不用品回収のサポートを行っています。
空き家整理や遺品整理、不用品回収に関するご相談は、いつでもお気軽にご連絡ください!
ご連絡お待ちしております!