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この記事を監修した人

エコトミー 事業部長
中臣 勇斗 遺品整理士

遺品整理士としてこれまでに300件以上のご家庭に関わり、沢山のご縁をいただいてきました。高齢社会を迎え、誰にとっても『遺品整理』が身近な問題になっているからこそ、思いに寄り添いお手伝いをさせて頂きたい!という気持ちで、日々お客様と向き合っています。

遺品整理業ってなに?

kijifreesozai

この記事では遺品整理業についてや、遺品整理市場について解説します!

エコトミーでは遺品整理士を取得したプロが日々遺品整理を行っています。大切な家族とのお別れ。だからこそ私たちにできることがあります。

遺品整理市場

遺品整理とは?

そもそも遺品整理とはなんでしょうか?不用品回収との違いって?
この質問に答えられる不用品回収業者は少ないのではないでしょうか。

実は、遺品整理と不用品回収の違いはほとんどありません。
遺品整理士認定協会では “遺品を扱い、整理する業務” が『遺品整理』と定義されています。
すなわち、 “遺品” を取り扱うのが『遺品整理』それ以外はすべて『不用品回収』となります。

拡大し続ける遺品整理事業

そのような遺品整理事業ですが、年々市場規模は拡大を続けています。
全国遺品整理業協会の発表では2023年2月時点で市場規模は “5,000億円以上” と言われています。

ではなぜ、遺品整理事業が拡大をし続けているのでしょうか?
その理由は主に4つ程あります。
1.進行し続ける高齢化社会
2.高齢者の孤独死
3.空き家問題
4.独身の自殺
目を背けたくなる様な理由ですね。
上記の理由が除かれない限り、遺品整理業は縮小していくことがないとまで言われています。

遺品整理業の問題点

急速な拡大を続ける遺品整理業ですが、それに伴って数々の問題が浮き彫りになっています。

不当な追加料金や、高額な請求

遺品整理業に “相場” というのはありません。
悪質業者になると自社の料金の明示をしなかったり、金額の根拠の説明をしない業者などがいます。
特に悪質な業者だと、荷物を積んでから追加料金が掛かると伝える業者がいます。

その様な被害にあった際は、契約書の確認と消費者センターへの連絡を “必ず” 行いましょう。
見積を取る際には抜けが無いように引き取って欲しい品物と引き取って貰いたくない品物を整理しておき、業者に正確に伝える事も重要です。それを行うことで追加見積が発生することはなくなります。
また、被害にあう前に複数の業者の見積を取る『相見積もり』を行う様にしましょう。
相見積もりを取った際の業者の方の様子を見るのも良いと思います。
また作業員と見積に来た人は同じかというのも聞いておくことで、しっかりと内容は伝えたと言いやすくなるのではないのでしょうか。
エコトミーでは相見積もりを推奨しています。
さらに、お客様の予定しない追加作業費が発生しない様に、引き取り依頼を悩んでいるものに関しては事前に別料金でお伝えいたします。

不法投棄

遺品整理業の中で一番かかる経費は『処分費』です。
引き取った遺品を全てリユースして販売や譲渡をできれば良いのですが、残念ながら一部しか出来ないのが実情です。
その様なリユースができないものは分別して中間処理場へ捨てるのが一般的になっています。
しかし、経費を削って売上を上げたいと考える悪質な業者は山の中へ不法投棄を行ったり、中間処理の資格を取得していない違法な処理場に捨てに行くなどをします。
これは社会問題にもなっています。これを減らす為には “悪質な業者を使わない”事が一番重要になってきます。
では、どの様にして悪質業者が見抜く事が出来るのでしょうか?
お客様で出来る見分け方では2点ほどあります。
1.金額
・・・相見積もりを取った時にあまりにも低すぎる金額の場合、処理代を全く掛けていない可能性があります。
2.資格
・・・下記にも記載はしていますが、一般廃棄物や産業廃棄物の資格は遺品整理や不用品回収を行う上で非常に重要な資格になります。またこちらは国家資格になるので違反をした時の罰則も厳しいものになっています。

無資格事業者

遺品整理業や不用品回収業は、実は、『無資格』で『誰でも』事業を行うことが可能です。
ただし、資格がなければ仕事がしづらくなるのが実情なので最低限これを取得している業者が良いというのをご紹介出来ればと思います。
1.古物商許可証
・・・これは警察署によって発行される許可証になります。この資格がなければ、中古品の売買を行う事ができません。この資格を持っていない業者さんですと買取の幅もかなり狭いので気を付けた方がいいでしょう。
2.一般廃棄物許可・産業廃棄物許可
・・・この資格は各都道府県や市町村で資格試験に合格すると取得できる資格になります。ゴミ処理をする業者に取って必須の資格なので、この資格を取得していない業者はやめた方が良いでしょう。

まとめ|遺品整理とは

不用品回収と違い、遺品整理は遺品を取り扱うので、より慎重に作業を行う必要があります。
また、それは作業だけでなく資格や金額でお客様は確認する事ができます。
エコトミーでは遺品整理士や産業廃棄物収集運搬許可、古物商許可も取得しています。
ご不安な点やご不明点があればなんでもご相談ください。
現場経験10年以上の弊社スタッフや遺品整理士を取得したスタッフがご対応させて頂きます。

自社作業スタッフ

当社は信用第一。お客様を裏切りません!!

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