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この記事を監修した人

エコトミー 事業部長
中臣 勇斗 遺品整理士

遺品整理士としてこれまでに300件以上のご家庭に関わり、沢山のご縁をいただいてきました。高齢社会を迎え、誰にとっても『遺品整理』が身近な問題になっているからこそ、思いに寄り添いお手伝いをさせて頂きたい!という気持ちで、日々お客様と向き合っています。

遺品整理と税~遺産税と所得税の対策~

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遺品整理は故人の物品を整理し、処分する重要なプロセスです。しかし、その中には故人の遺産が含まれることもあり、そういった場合には税金の問題が絡んできます。

このコラムでは、遺品整理に関わる主な税金とその対策についてより詳しく解説します。

エコトミーでは遺品整理士を取得したプロが日々遺品整理を行っています。大切な家族とのお別れ。だからこそ私たちにできることがあります。

遺品整理と税

遺産税と遺品

遺産税は、故人が残した遺産(不動産、金融資産、貴重品など)に対して課される税金です。遺品の中に高額な財産が含まれる場合、それは遺産の一部とみなされ、遺産税の対象となる可能性があります。

一方で、故人が残した生活用品などの一般的な遺品は、通常は遺産税の対象外です。しかし、例えば絵画や宝石などの高価な遺品は遺産として評価され、遺産税の対象になる可能性があります。

遺品の価値評価

遺産税を正しく計算するためには、遺品の価値を正確に評価することが重要です。専門家に依頼するか、適切な市場価格を調査することで、遺品の適正な価値を把握することができます。

もし高額な遺品を売却する場合、その収益が遺産税の対象となる可能性もあるので注意が必要です。また、遺品を売却し、その収益を分配する際には、その収益が所得税の対象となる場合があります。

遺品整理と所得税

遺品を売却して得た所得は、所得税の対象となる可能性があります。遺品の売却所得は「雑所得」として扱われ、税金が発生する場合があります。しかし、一定の条件下では、売却所得は非課税となることもあります。具体的な条件や計算方法については税務専門家の助けを借りて確認することが有益です。

遺品整理の費用と消費税

遺品整理のために業者を雇う場合、その費用には消費税が含まれます。消費税はサービス料に対して加算され、業者からの見積もりや請求書に明記されます。なお、この消費税は遺産税の計算には含まれません。

遺品整理業者の選び方は、予算だけでなく信頼性やサービスの質も重要な判断基準となります。見積もりを取る際には、業者が提示する費用が全て含まれた金額であることを確認し、隠れた費用がないか確認することが重要です。

遺産税の対策とアドバイス

遺産税が課税される遺産の価値は、故人の死亡時点での価値に基づきます。そのため、遺品整理の過程で遺産の価値が変動した場合でも、遺産税は元の価値に基づいて計算されます。

遺産税の計算や申告は複雑なため、税務専門家や弁護士の助けを借りることを強く推奨します。専門家は適切な評価額を算出し、税金の計算を正確に行うことができます。また、遺産税の節税策についてのアドバイスも提供してくれます。

全国エリア対応の大手の会社様やポータルサイトでは、どんな会社やスタッフが対応してくれるかはわかりません。態度やマナーが悪かったり、中には、回収した不用品を不法投棄する業者もいます。当社は、適正な処理が出来る廃棄物収集運搬許可取得済で、スタッフ対応を最重視しており、お客様からも定評いただいております。

自社作業スタッフ

まとめ|なによりも”心”と”気持ち”を大事にします

遺品整理は故人の遺志を尊重し、新たな生活をスムーズに始めるための重要なステップです。しかし、遺品整理には税金の問題が絡むため、その対策を理解し、適切な手続きを行うことが重要です。

必要に応じて専門家の助けを借り、税金の問題に適切に対応することで、スムーズで公正な遺品整理を進めることができます。

当社は信用第一。お客様を裏切りません!!

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